Playwright MCPのインストール方法について説明します。
Playwright MCPとは
Playwright MCPは、Microsoft Playwright(ブラウザ自動化ツール)をModel Context Protocol(MCP)サーバーとして提供するツールです。これにより、AIアシスタントがWebページの操作や情報取得を行えるようになります。
導入手順
1. 前提条件の確認
- Node.js(バージョン18以上推奨)
- npm
- Claude Desktop アプリケーション
2. Playwright MCPサーバーのインストール
bash
//プロジェクトローカルにインストール
npm install -g @playwright/mcp
3. Playwrightブラウザのインストール
bash
npx playwright install
このコマンドを実行して、必要なブラウザ(Chromium、Firefox、WebKit)をインストールしてください。※上記コマンドでは、すべてのブラウザがインストールされます。
4. Claude Desktop設定ファイルの編集
Windowsの設定ファイルの場所:
以下の画像のようにClaudeのフォルダがない場合は、
Claude Desktopをインストールする必要があります。
Claude Desktopのダウンロードへ遷移し、
「3. インストール後の確認」まで終わらせます。
次へ進んでください。

C:\Users\User\AppData\Roaming\Claude\claude_desktop_config.json
claude_desktop_config.jsonを新規作成して、以下の内容を追加してください:
- エクスプローラーで
C:\Users\User\AppData\Roaming\Claude\フォルダを開く claude_desktop_config.jsonという名前の新しいファイルを作成- 上記のJSON内容を貼り付けて保存
json
{
"mcpServers": {
"playwright": {
"command": "npx",
"args": ["@playwright/mcp"]
}
}
}
5. Claude Desktopの再起動
設定ファイルを保存した後、Claude Desktopアプリケーションを完全に終了してから再起動してください。
6. 動作確認
再起動後、Claude Desktopで以下のような機能が使用可能になります:
- Webページのスクリーンショット取得
- ページ内容の読み取り
- 要素のクリックやフォーム入力
など…。
ページ内容の読み取り
試しに、Claude Desktopを開いて
「https://example.com にアクセスして、ページのタイトルを教えてください。」
と入力してみます。
以下のような、画面が出ればPlay Wright MCPが正常に稼働しています。

上記を実施し、正常に稼働しない場合は以下を試してください。

[windows]キー+[X]キーを同時押し。
↓
[T]キーを押す。(※タスクマネージャーを開く)
↓
Claude を選択し、右クリック。
↓
[E]キーを押す。(※タスクの終了)
↓
再度、動作確認。


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